『やばのおと』は 大分県中津市耶馬溪町 に住む「人」と、
地域の人たちが積み重ねてきた「暮らし」を伝えていくためのウェブメディアです。


この地域もまた、全国の地方となんら変わることのない人口減少が進んでいる一つの地域。
10年後、20年後に、どれくらいの集落が残っているかはわからない。

だから、いま、
耶馬溪の「いつも通り」の日常を、書き留めておくことにしました。



仕事のこと、
暮らしのこと、
お祭りのこと、
食べもののこと。

決してお金があるわけではない。
利便性がいいというわけでもない。
ものや情報も、なんだか、いつも見慣れているものばかり。



そんな田舎で変わってきたもの。
そんな田舎だから、変わらずに残っているもの。

大分の片田舎から、地に足のついた等身大の暮らしをもう一度、見つめ直してみる。


耶馬溪の人と暮らしを伝えるウェブメディア『やばのおと』、はじめます。



集落営農での田植え

山の上の珈琲屋さんにて。

雨が降ったり、流れたり、曲がったり。

音楽と共に過ごしてみたり

炭火でじんわり珈琲を入れたり。

こういった暮らしや文化を
必ずしも全て引き継いでいって欲しいと思っているわけではありません。

でも、子どもたちがこの地域に帰ってきたときに、

いいな、と思ったものを、選択できるように。

この土地に根を張って暮らす人と、
この土地で培われてきた暮らしを、書き留めていきたいと思います。

大分県中津市耶馬溪支所
地域おこし協力隊 松木 太

編集の三箇条

一、リアルな言葉で書くこと。

必ず編集者自身で足を運び、目で見て、手で触れて、体験したことをもとに、自分の言葉で記事を書きます。

一、観光情報ではないこと。

飲食店や宿泊情報、観光スポットは書きません。地域の人の「いつも通り」の日々の暮らしを書きます。

一、次の世代に伝えたいものであること。

自分たちの子や孫、地域の子どもたちに繋いでいきたいと思うものを書き留めていくノートにします。